メルマガ最新2020.02.01定期号バックナンバー

レストランの写真

  • 京都市内の中心部にある飲食店の来店レビュー
  • 予算は5,000円まで(食事+軽く飲む)
  • お店へは最寄り駅から徒歩で15分以内(市バスは利用しません)
  • 特集記事のほか、バーやコーヒー専門店、カフェ、甘味処なども紹介しています。
  • 毎月1日に定期号を配信、臨時・増刊号あり。

こんにちは!

寒くなると構えていたら暖冬で拍子抜けです。出歩くのが楽だから、このまま春になってくれたらいいのに。

和食・蕎麦:乍旨司 さしすさん

巻き寿司と一品料理、日本酒のお店として、昨夏にオープン。

以前から誘われていたのにタイミングが合わず、今回が初来店です。

巻き寿司は定番と季節もので15種類くらい。

雲丹は小口に切った細巻きの上にてんこ盛りだし、鰻の蒲焼きは細切りに、煮穴子はそのまま巻いてある。

〆鯖も巻いてあるので、酢飯が少ししか入っていない。これはやや強引かも(笑)

その一品料理にしても、ド直球の炊き合わせや摺り流し、和え物が出てきたかと思えば、

和食をベースに中華やエスニックのエッセンスをほんの少しだけ加えてあるようなのもあって、発想がおもしろい。

こちらは、メルマガでも何度か取り上げたことがある西院さかぶくろさんの2号店で、

お寿司屋さんというよりも居酒屋さんぽいとも言えますし、お料理が目当てというお客さんも多い様子でしたね。

発売されたばかりの雑誌にも「燗酒」をピックアップするページに掲載されているようです。

京都市中京区二条通西洞院西入ル南側
(地下鉄・二条城前駅から10分くらい)

通しあげ そば鶴さん

前回もボランティアの帰りに友人と立ち寄ったような・・・

週末ですから昼間でもお酒を注文するお客さんが多くて、ちょっとした宴会かなという盛り上がり。

こちらは飲まずに、だし巻き、小蕪の古漬け、野菜の天ぷら、おでん、鰻の柳川。

〆は、かけ。友人は、生麩入りの上あんかけをうどんで。それほど寒い日ではなかったけれど、温まる。

お蕎麦は、もちろん手打ちなんですが、実はうどんもです。

京都市左京区高野玉岡町74
(叡電・一乗寺駅から曼殊院通を西へ10分くらい、東大路通を越えてすぐの北側にあります)

饂飩店 よこやまさん

「THE GREENさんと同じ建物に居酒屋さんっぽい感じのお店がオープンしてる」と聞いていたんですが、

外観や暖簾はそんな感じがするものの、讃岐風の手打ちうどんを提供されています。

ちなみに、昨年の梅雨時期に開業されたとのこと。

寒い日だったので釜揚げに、とり天をつけて。

後から知ったところによると、お出汁が自慢ということだから、かけにするべきだった・・・次回は必ず。

当たり前といえばそうだけど、うどんがおいしいですし、天ぷらも衣がからっと揚げられている。

お昼だと、炊き込みご飯をつけたり、天丼とミニサイズのうどんのようなセットもあって、

夕方からは「蕎麦前」のような一品料理も出しておられて、3品ほどを盛り込んだ「ほろよいセット」も。

つまみつつ飲み、〆にうどんという使い方で来店されるお客さんが多くなったとおっしゃっていたので、

今度は夜に行ってみますね。たぶんあの感じだと、一品も期待できると思います。

京都市上京区寺町通今出川下ル東側、パレスハイツ1階
(叡電・出町柳駅から15分かからないくらい、市立京極小学校の向かいにあります)

イタリアン・ビストロ・スペインバル:アルザスさん

読者さんから「念願の初来店が叶いました!」とのメールあり。

希望日と予約できる日がうまく噛み合わず、寒くなる前にと思っていたのに、実現したのは年明けだったとのこと。

ロゼの泡で乾杯(関係ないことですが、近頃ロゼが世界的に人気が高まっているそうですね)、

人参サラダ、パテ、タラのフライを前菜に、メインがシュークルートと仔牛のカツレツ。

「メルマガに書いてあったパンが本当においしかった」と、「それとアンチョビバターとの相性もばっちりで」

待った分だけ「期待し過ぎかも」と思いつつ向かわれたようですが、

「絶対また来ようねと約束して帰りました」とも書いてくださっていて、ほっとしました。

京都市左京区一乗寺西閉川原町29-9
(叡電・一乗寺駅から北へ10分くらい、東大路通沿いにあります)

中華・エスニック:中華ひさごさん

先斗町歌舞練場の南隣から移転されて早3年超。

外観は古い京町家といった感じなんですが、内装は一新されていてモダンな雰囲気です。奥には坪庭も。

蒸し鶏の刻み葱ソースの前菜から始めて、やっぱり辛味ソースも食べたいとなって、

熱々の水餃子、春巻き、焼き豚など。(2人での利用なら、前菜の盛り合わせがちょうどいい量です)

黒酢の酢豚、麻婆春雨、牛肉ときのこのオイスターソース炒め、それから名物の蟹玉淡雪へ。

優しい味付けというのか、オーソドックスな北京料理なんですね。

京都市下京区仏光寺通堺町東入ル南側
(地下鉄・四条もしくは阪急・烏丸駅から10分くらい)

萍萍 ピンピンさん

界隈では知られた台湾料理店で、10席程度の狭小ですから営業している間はほぼ満席が続きます。

そんなわけで大抵はフラれることになるところ、この夜は3人でも入ることができました。

久々だし、とにかく食べようかとなり、台湾の腸詰、豚足、豚耳の醤油煮、それから名物の水餃子。

これらをビールとともにおいしそうに食べるのを見つつ、汁ビーフンをすする。

お客さんが本当に多くて、覗いては諦めて去る、空席を確かめる電話もかかってきていましたね。

場所は、花見小路通からは四条通を北へ入って1筋目、眠眠さんの角を東へ、

四条通からは分かりづらいですが、祇園小石さんの西側にある「ぎをん小路」という細い路地を抜けると目の前です。

京都市東山区祇園富永町北側397 ピッケルビル1階
(京阪・祇園四条駅から10分くらい、祇園会館の南側の通り沿いの、通称国際通りに入る角にあります)

居酒屋・焼き鳥:炭焼創彩鳥家 人見 ひとみさん

5人だと予約を取ることができなくて、延び延びになっていた昨年末からの約束をやっと果たせました。

それにしても上下階で30席はあるというのに、営業時間中ずっと満席だというのだから驚く。

(どうやらこの日は、予約なしでの入店はできなかった模様です)

前菜は、京地鶏のもも肉とむね肉のタタキ、京鴨ロース、蒸し鶏の山椒ソース。

特にタタキのプリっとした歯ごたえがたまりませんでした。

次に焼きは塩で、もも、せせり、せせり、手羽先、ナンコツ、砂ずり、ささみ山葵、むね大葉巻き。

最後に、ねぎま、つくね、肝、こころをタレで。

人見さんは、やっぱり塩ですね。

それから、ももと手羽先には皮がついているので、脂身の甘さが際立っておいしかったです。

カチョカバロ串という、炙って食べるチーズもありましたよ。

京都市左京区二条通川端東入ル南側
地下鉄・京都市役所前もしくは三条京阪、京阪・三条駅から約10分、お店の前に川端二条のバス停があり)

立呑みおおはしさん

L字カウンターとテーブルで全15席ほどかなという感じの狭小な居酒屋さんなれど、

行く度にお客さんが増えているような気がします。メルマガで紹介するのは、たぶん3度目。

軽く飲みたいなら、おばんざい。それらを盛り込んだ「ちょこっとずつ盛り」もあります。

立ち飲みではあっても、献立はそれなりのお値段だから、お造りはいいのが出てきますね。

お隣に大粒の生牡蠣が運ばれてきたと思ったら、次は小粒の牡蠣フライ。タルタルソースも自家製なんだそうです。

一応、椅子の用意があるので、混雑している時以外は座って食べることができますよ。

京都市中京区猪熊通六角上ル、西側の路地奥
(地下鉄・二条城前もしくは阪急・大宮駅から10分くらい)

おばんざいと純洋食 アイサニさん

外国から観光で来日した方々に人気なんだそうです。

確かに、お店の前を通る際、よく見かけるような気がします。

前菜として、カウンターに並んだ数々のおばんざいから好きなものを小鉢に取り分けてもらえて、

奥の小上がりがお座敷になっていて窓越しに高瀬川が見えるというロケーションも受けがいいだろうし。

ゲストハウス京宿おからさんの姉妹店(旬菜いまりさんもそうで、こちらの監修も)で、

宿泊すると割引があるとのことだから、そのあたりも理由の一つなのかもしれませんね。

京都市下京区西木屋町通四条下ル、甘味処の弥次喜多さんだった場所の路地をはさんだ向かい
(阪急・河原町駅から5分くらい、河原町通側からはカレーハウスCoCo壱番屋さんの角を入ってください)

欧風料理・洋食:THE GREENさん

上に書いた饂飩店よこやまさんと同じ建物内にありますから、

来店の際に長らく入ってないなと思いつつ前を通り過ぎたもので、改めて向かいました。

自家製のソーセージとマッシュポテトをメインにしたカフェ風の欧風料理店といったところ。

友人に話したら一緒に行きたいというので、ソーセージと自家製ハムのサンドイッチをシェアすることに。

ソーセージは、以前よりも粗挽きでスパイスが強めになったような印象を受けました。

歯ごたえは申し分なく、噛むと肉汁が弾け飛びます。

自家製ハムは薄切りにしてあるのに、旨みと塩加減がよくて存在感があって、

香ばしいバゲットとも相性がいいし、カリッと揚がったフレンチフライもたっぷり添えられています。

ランチはソーセージを定番に日替わりもあって、ディナータイムにはアラカルトが用意されています。

それから、デザートや焼き菓子なども店内で作られたものなんですよ。

京都市上京区寺町通今出川下ル東側、パレスハイツ1階
(叡電・出町柳駅から15分かからないくらい、市立京極小学校の向かいにあります)

バー・パブ:BEER PUB Takumiyaさん

「京猪の焼売がおいしい」と聞きつけた知人が行こうと言うので向かいます。

(正式には、京丹波いのししシュウマイ)

メニューを見た時、お値段がやや高めの印象だったものの、噛むとじゅわ〜と肉汁が溢れてきて、

これは実にビールと合う組み合わせではないでしょうか。

国内産で樽詰めの地ビール(クラフトビール)常時10種類を提供するパブなのに、

パブの定番フィッシュ&チップスは「鱈を昆布締めにしてある」といったように、

「洋をベースに和を取り入れる」ような調理ですから、お料理を楽しみに来店される方もたくさんいらっしゃっいます。

京都市中京区押小路東洞院西入ル南側
(地下鉄・烏丸御池駅から5分くらい、京都東洞院押小路郵便局の西隣にあります)

日本のワインとおかず たすくさん

前を歩いていたところ、お客さんが出てこられて、「今なら座れる」と知人が言うので。

2席だけあると思ったら、空いたら連絡するという予約が入っているとのことでした。

でもせっかくだからと、到着までの間だけという約束で座らせてもらう。

女性の店主さんによる手作りのつきだしが目当てというお客さんが多いですね。

今回は4種盛り、小鉢の構成で、そこに添えられていた小さなパンがおいしかった。

ワインは国産のみ、赤白ロゼ、微発泡・発泡があります。

京都市 中京区富小路通四条上ル東側、四富会館1階の手前右(地下鉄・四条もしくは阪急・烏丸、河原町駅から10分くらい)

酒場元木さん

前号で、お得意さんの事務員さんに、GENPEさんに連れていってもらったことを書きました。

それで、次の訪問時に「この近くにおもしろいお店があるので、今度はそこに行きましょう」と誘ってもらったものの、

バーということでどうしようかと思ったら、「軽い食事もできるんですよ」と、それならぜひとなりまして。

外観・内装とも古い感じだったので、それなりに長くやっておられるように見えたのに、もうすぐ3年とのこと。

バックカウンターにウイスキーのボトルがずらりと並んでいるからバー然としているが、

小さな黒板には「小浜直送 醤油干し」として、何種類かの魚が書かれてあるんです。

ポテトサラダに白和え、ハムカツ、浅漬け、この前は粕汁まで。

かと思えば、バーらしく、ハイボールは氷なしでソーダを注いで出てくる。

その上、熟成チーズとドライフルーツは、その時々でいいものをいくつか揃えてあるという抜かりなさ。

聞くところによるとマスターは、京都市内で蒸留されているドライジン「季の美」の関係者のようです。

京都市北区北大路通新町西入ル北側
(地下鉄・北大路駅から10分くらい、営業中なら杉玉に赤い提灯がぶら下がっています)

カフェ・スイーツ:九時五時さん

知人が「おもしろい店を見つけて通っている」というので連れていってもらいました。

コンセプトが「ワインとビールと焼き菓子、ちょっとアテの店」とのことですが、

アルコール推しということはなく、業態としては(内装からしても)カフェっぽい。

聞けば、「開業から1ヶ月ほどで、何とか落ち着いてきたところ」みたいで、

さらには、メルマガでもたびたび紹介している西富家コロッケさんで長らく働いていらしたそうです。

それにしてもすごいのが、ハムやソーセージ、パテなどのシャルキュトリーは自家製で、

キッシュも焼けば、パン・ド・カンパーニュだって毎日こちらで焼いている。

オイルサーディンも手作りのように感じたし、マッシュポテトもおいしかったな〜

焼き菓子は、タルトやパウンドケーキなどが常時5種類ほど、クッキーやマドレーヌなども5種類くらい。

屋号からも分かるように、営業は午後5時までだけど、仕込みに相当な時間がかかるんだと思います。

言い忘れていましたが、店主さんは女性です。

京都市下京区六条通富小路南西角
(地下鉄・五条駅から10分くらい、京阪・清水五条駅からだと15分くらいかな)

Patisserie-S パティスリーエスさん

友人が買ってきてくれた「りんごのパイ」

平板のパイ生地にカスタードと赤ワインのクリーム、その上に軽く煮たリンゴをのせて焼き上げてあるようで、

仕上げにアプリコットの香りがついた生クリームという一品。

アップルパイの新解釈というのか、3種類のクリームが複雑に絡み合い、

火は入っているが生っぽいリンゴの酸味も良くて。ただですね、非常に食べづらいです(笑)

京都市下京区高辻通室町西入ル北側、カノン室町四条1階
(地下鉄・四条もしくは阪急・烏丸駅から10分かからず)

梅香堂さん

友人を京都国立博物館へと案内した帰りに立ち寄りました。

5名ほどお待ちでしたが、すぐに列が進んだので、そのまま並ぶことに。

初来店だから下調べしたようで、小倉クリームホットケーキに決めているみたいでした。

まぁ〜確かに初めてだったら、あの粒あんを食べてみてほしい。

で、こちらは何にしようかと思案しつつ、お餅2つのおぜんざいにしました。

京都市東山区今熊野宝蔵町6
(京阪・JR東福寺駅から15分くらい、東大路通の今熊野交差点のところにあります)

Patisserie Les Moineaux パティスリー レ モワノーさん

パティスリー オ・グルニエ・ドールさんで10年に渡って修行され、昨秋オープンとのこと。

ショーケースには、タルトがいくつか、チーズケーキ、エクレアとシュークリーム、プリンが並んでいて、

生クリームが使われているのは、苺のショートケーキとモンブランくらい。

プリン(正確にはクレームキャラメル)の表面に点々とバニラビーンズが見え、とてもなめらかな仕上がりで、

シュークリーム(シューモワノー)の生地はアーモンド風味で香ばしく、カスタードは、しっかり目でコクあり。

今回の中では、チーズケーキ(タルト・オ・フロマージュ)がコーヒーにもよく合っておいしかった。

京町家をさほど手をかけないで改装してある小さなケーキ屋さんといった感じなんですが、

全体的にケーキのサイズは小さ目だけれど、素朴でありながら手間暇を惜しまず作られているのが伝わってきます。

こちらも店主さんは女性です。

京都市中京区押小路通衣棚西入ル北側
(地下鉄・烏丸御池駅から5分くらい)


毎月のように京味菜わたつねさんのことを書いているような気がしますが・・・

牡蠣ごはんだったり、粕汁の話がよく出るので、お昼にしては遅い時間に向かったんです。

そうしたら、これまでずっとお昼からの通し営業だったはずなのに中休みっぽい。

もうその口になっているから、こういう時は次どうしようと思って困りますよね。

京都市中京区柳馬場通三条上ル東側
(地下鉄・京都市役所前駅から10分くらい)

日々ばたばたしているうちに、今年に入って早くも1カ月が過ぎました。

本来なら京都は底冷えする時期なのに、今年は一向にそんな気配がありません。

そのほうが食べ歩きには好都合ですし、今月もいくつかお誘いがあるので、また改めてレポートしますね。

※メルマガ最新2020.02.01定期号の転載です。