京都市内の飲食店レビュー2021
来店した際のレビューを時系列で掲載。以前は別ページとしてまとめていた「テイクアウト・デリバリー情報」も合わせて紹介しています。
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現在、メルマガの代替になるメディアを模索しているところです。
最新の投稿
2021年01月
上海バンドが移転→酒席 水琴窟
上海バンドさんの新屋号と移転先が判明!
屋号が「水琴窟」に変更されているようだから、探しても見つからないはずですね。
#水琴窟 #上海バンド #京都グルメ
— 情緒安定的不安定 (@fuantei2020) December 30, 2020
元田中の名店、上海バンド元店主がオープンされた水琴窟に行ってきました。この方の作られるお料理は本当にセンスが溢れている。あれがいや、これがいや、というタイプの方にはお勧めしないが、味、食材、見た目、サービス全てにおいて冒険家の方にはおすすめです pic.twitter.com/mAURgA6ok8
新町通御池下ル西側、露地もんさんの跡にオープンしたとのこと。
「酒席 水琴窟」というのが正式な屋号のようで、Twitterアカウントを発見しましたが、たぶん本物だと思いますが、今のところは参考までということで。
追記
新町御池あたりに移転されて、名前も変わった(水琴窟?)みたい。ここはもと上海バンドのスタッフが引き継がれたようです。
— cherubin (@cherubinpriel) February 7, 2021
一盘菜 イーパンツァイ 田中
元田中にあった上海バンドさんの跡にオープン。
丁寧に調理されていて盛り付けもきれいで、噂通りの美味しさでしたよ。午後2時からの営業とあって昼飲みも可能のようですね。
午後、イーパンツァイタナカさんへ。上海バンドのあった場所に去年12月オープンされた中華料理のお店です。たまたま上海バンドってどうなってるんやろ?と調べたらタナカさんにかわっていて、ランチはやられていないけど昼呑み営業されていると知ってお邪魔しました。ビール、ハイボール、紹興酒と共に pic.twitter.com/lKN5d4Xf3o
— nao-chan (@betch73) January 11, 2021
室町綾小路 ラクイイッカイ
行ってみたいお店のN0.1
四条のラクイイッカイさん。色んな出汁のおでんをワインと楽しめる名店!!!!雑誌の取材来たらしく、それ用にめちゃくちゃええウニ仕入れたらしくて、本日だけウニのパスタ出してたてことで実食。ウニそんなに好きではないけどめちゃくちゃ美味かった、、、ウニ~🥰🥰🥰 pic.twitter.com/FHx1FB8LV3
— アラサー女の酒グルメ (@kyoto_around30) January 9, 2021
河原町松原 西冨家コロッケ店が閉店
メルマガ2020.12.31最終号
- 京都市内の中心部にある飲食店の来店レビュー
- 予算は5,000円まで(食事+軽く飲む)
- お店へは最寄り駅から徒歩で15分以内(市バスは利用しません)
- 特集記事のほか、バーやコーヒー専門店、カフェ、甘味処なども紹介しています。
- 毎月1日に定期号を配信、臨時・増刊号あり。
※2020-12-31配信分を以て休刊しました。
※引用する場合を除き、一部もしくは全文の転載は、ご遠慮願います
通常より1日だけ早い配信です。
突然で申し訳ないのですが、本号を以て休刊することにしました。
詳しくは編集後記に書きましたので、ぜひご一読くださいませ。
鶏もも塩@炭焼 みはなさん
間口が狭いビルで、やや奥まっているため、見逃して通り過ぎてしまうお客さんが多いとも聞く。
空き瓶が並んでいて、その外観からワインバーとかと思いきや、女性の店主さんによる、カウンターのみの焼き鳥屋さんなのです。
やや大ぶりに切り分け、丁寧に焼かれてあって火の通りが絶妙。
提供されている一部で無菌ブランド鶏「丹波高坂鶏」が使われていて、たたきで肉質と旨味を知れば、足繁く通うお客さんがいるというのも分かるような気がします。
焼き鳥に関してメニューに価格が書かれてありませんが、支払い額からして高いという印象はありません。
それと、焼き野菜がおいしいので試してみてください。
※必ず予約を
京都市中京区三条通西洞院東入ル南側、Pavillon三条1階
(地下鉄・烏丸御池駅から10分かからず)
おこげの五目あんかけ@広東料理 ぎをん森幸さん
リモートワークになって人に会うことができず塞ぎがちらしいと人伝に聞いて気にしていたら、共通の知人から「食事に誘ったら行くと言うので一緒にどうか?」との連絡があって出かけることに。
蒸し鶏、春巻、小龍包、青菜のニンニク炒めを前菜に、フカヒレのスープをはさんで、メインに若鶏の朝天辣椒炒めと土鍋で出てくる熱々の麻婆豆腐。
どちらもピリッと辛いのに、食べ始めると止まらなくなるのだから不思議です。
〆は、おこげの五目あんかけ。あんを客席でかけてくださるので、じゅわーという音ともに、香りが一気に広がります。
昼間の利用でしたが、デザートの杏仁豆腐を食べている時に店内が混んできて、白川沿いをぶらぶら歩いて帰りました。
京都市東山区白川筋知恩院橋上ル西側
(地下鉄・東山駅から10分くらい)
花天とじ@通しあげ そば鶴さん
初冬にしては穏やかに晴れた日に、久しぶりに訪れると、お客さんは普段よりも少なめな感じ。
だし巻き、きずしをつまみにと話し合っていたら、目の前を立派な真鯛かぶと酒蒸しが運ばれていく。
(かぶとなら甘鯛もあって、塩焼きも人気。あら煮だと鰤もいい)
触発されてしまい、鰤大根、それから野菜の天ぷら、おでんを追加。
他の席では、ビールや日本酒を飲んでおられる中で、我々は用事が控えているため、お茶で(笑)
〆に、おすすめだという花天とじ蕎麦。相方は好物の鴨なんばん。
「おなかに余裕があったら、鰻の柳川も食べたかったね」とか、「年内は最後かもしれないね」と言いつつ、お店を後にしました。
京都市左京区高野玉岡町74
(叡電・一乗寺駅から曼殊院通を西へ10分くらい、東大路通を越えてすぐの北側にあります)→ お店のサイトはないようです
取材ノートから
洋食居酒屋パリホンポさん
カウンター席の洋食店がオープンしたと誘われて出向きました。
看板には「洋食居酒屋」とあり、創作系なのか、それともアルコールがメインなのかと思ったら、意外にそうではなくて、気軽に利用してもらうためという趣旨のよう。
ブラッセリー巴里本舗さんといえば、フランス料理をベースにした洋食・欧風料理店として、烏丸三条あたりではよく知られていますね。1993年の開業なんだそうです。
そして、ここに移転して再出発となったとのことで、すでに馴染みのお客さんがいらっしゃいますから、こんな状況でも最初から賑わったみたいです。
それが落ち着いた頃というわけで、やっぱり洋食を中心に注文しましたが、以前と違うところは、メニューに和食と地酒が加わったことでしょうか。
時間をかけて煮込んだタンシチューを次もまた食べたいな〜
実はこちら、御食事処乃 福松 六角店さんがあったところにオープンしたのです。
店長さんの入院、それから新型コロナで休業し、再開されることなく閉店となりました。
抗うことができない事情とは分かっていても、気に入っていた和食店だっただけにショックで、あの細い路地というローケーションも好きなのです。
今回のリニューアルでも、その雰囲気は残っており、嬉しく思いました。
京都市京都市中京区衣棚通三条下ル東側 (地下鉄・烏丸御池駅から5分くらい)
一盘菜 イーパンツァイ 田中さん
閉店してしまった上海バンドさんの跡に、前菜・広東焼物・点心を中心とした中華料理店がオープン。
出入口の扉や店内は改装されたようですが、建物があの感じですから、夕暮れからの怪しさは以前のままで、入るのに躊躇するのは相変わらずとのこと(笑)
繊細な味付けと盛り付けだったという話なので楽しみです。
また、上海バンドさんも新町御池あたりで復活しているらしいとの噂話が耳に入ってきました。
(残念ながら、場所はまだ特定できていません)
京都市左京区田中里ノ内町26 (叡電・元田中駅から5分かからず、東大路通の田中里ノ前交差点を西へ入った北側の軒下を潜った奥)
Ekakiさん
友人から「今から行くつもり」との連絡を受け、ご飯を食べ逃していたこともあって向かう。
(思えば、この時が改装後の初来店)
スタッフさんに尋ねると、「トリッパはどうですか?」と言われ、苦手なんだけど・・・と思いつつ、「臭みが全くなく、たぶん大丈夫だと思うよ」と隣からもアシストあり。
なるほど。メニューには「トマト煮込み」と書かれていて、コリコリした食感も良く、ひよこ豆もおいしい。
キッシュはパイ地の香ばしさ、たっぷりのチーズで、これもいいですね。
自家製パンも付けてもらって、十分に満足できました。
京都市下京区寺町通四条下ル東側 (阪急・河原町駅から5分かからず)
punteggiatura プンテッジャトゥーラさん
まだオープンしたばかりで整っていない(本来はパンや焼き菓子も提供する予定だった)状態で、ご主人は、イタリア・エスプレッソ協会認定バリスタなんだそう。
本場のイタリアンバールを啓蒙しようと朝7時からの営業です。
店内には、1杯のエスプレッソやカプチーノを楽しむためのL字のカウンターが設置されており、今後への期待も込めて、紹介しておきたいと思います。
京都市上京区間之町通竹屋町南東角 (地下鉄・丸太町駅から5分くらい、西側に竹間公園があります)
モトイギョーザさん
外観はビストロのようにも見え、お店の前を何度か通りがかって以前から気になっていました。
知人から受け取る物があり、どこかでいうことで指定されて出向いたのです。
ミシュラン星付きのフレンチ、レストランモトイさんによる餃子専門店で、餃子は4種類、8個ずつ。
いわゆる“羽つき”で、香ばしい色に焼き上がって出てきます。
通常の豚キャベツニンニクは定番として、よく選ばれている様子。
残り3種は創作といった感じで、その中でも鶏肉キャベルセロリ生姜がおいしくて、これは自分でも作ってみたくなりますね。
(取材ノートの最終ページは、この来店の記録)
京都市中京区柳馬場錦小路下ル東側、錦柳ビル1階
(地下鉄・四条もしくは阪急・烏丸、瓦町駅から10分かからないくらい)
休刊のご挨拶
京都市内の新型コロナの感染者数は増加傾向で頭打ちになる様子はなく、府から飲食店への時短営業の要請が出る事態となっています。
来店に関しては、一緒に行く人達も心得たものといった感じで、食べている間は、会話はあまりしません。
また、店内で騒いでいるお客さん、混雑してきた場合は食べ終えたら出ますし、客席の間が近いなら、そもそも避ける。
極端に減っているものの、飲食店さんを少しでも応援できたらと思って、滞在時間を短く、ささっと何店舗か回ってお開きというのが、このところの決まりでした。
感想や推薦が寄せられるのを楽しみにし、それをきっかけに数え切れないほどの来店の機会を得て、メルマガの編集に反映させることを旨として配信してきました。
そんな中で新型コロナの影響を多大に受けて、致し方ないと口にしつつも苦心し、先行きを案じる経営者さんの言葉を、今年に入ってから何度も聞いてもきました。
今般の状況では、メルマガを配信することは動員するような行為であるわけで、こういった娯楽とも受け取ることができる内容であることを鑑みれば、道義として許されないだろうとの判断に至りました。
顔馴染みとは言わずとも多くの経営者さんを知る立場にいることから、京都市内にある飲食店を、今後は何か別の形で応援していくことに決め、サイトの更新については、自身の記録として継続していければいいなと思ってはいます。
最後になりましたが、これまで長らく読んでいただき、ありがとうございました。
メルマガを書くことは本当に楽しく、生活の一部になっていたことは間違いありません。
みなさまおかれましても、健康には十二分に配慮なさって、明るく日常をお過ごしくださいませ。
これにて、失礼いたします。
※メルマガ2020.12.31最終号の転載です。