蔵元直営店の日本酒と肴@遊亀 祇園店

金亀・大星の両銘柄の、定番から冷やおろしなどの季節ものまで、グラスと徳利で提供する蔵元直営店の居酒屋さん。魚を中心とした日替わりが50ほどあるでしょうか、それに壁の短冊なども含め、日本酒に合う料理がたくさん用意されていて、平日でも満席になる人気店です。

Address
京都市東山区花見小路通四条上ル、1筋目を西に入って、1つ目の十字路にあります
(切り通しからだと、四条通から北へ1筋目の北西角)
Information

宴会の最後に、粕汁

混雑する時期(といっても、年中にぎわっていますが)ということで、開店と同時に宴会スタート。

振りのお客さんが店前で並んでおられましたし、それからも続々と、あっという間に席が埋まっていきます。

この日は宴会でしたから、好きなものを注文することはできませんでしたが、ふぐ刺し、南蛮漬けから始まって、蒸し牡蠣、鮒寿司など10品ほど出てきて、最後の粕汁(確か単品で200円)まで、おいしかったです。

蔵元直営店といえども、グラスから溢れるほど注がれてもお手頃で、まさしく老若男女が集う大衆居酒屋といった感じですね。

四川風の胡瓜

「同僚に聞いた」と、次の出張時に是非とも案内してほしいと、そして、その日と相成ったわけですが、飲む気満々の様子(笑)

日替わり(メニューには“本日の出演者“と書いてある)から選べば、外れはないし、魚介は生もいいけれど、実のところ、焼きもおすすめ。

それから、里芋の旨煮の唐揚げも、ホクホクでおいしかったです。

なぜか、隣席の方から「四川風の胡瓜がおいしかった」と、そうおすすめされれば、注文しないわけにはいきません。

叩き胡瓜に自家製の食べるラー油がかかっているといった、遊亀さんにしては珍しい品だし、箸休めにちょうどいいかも。

酒の肴

やっぱり、お料理は魚介から出ていくそうです。

ひとりなら3種盛りがいいだろうし、煮付けや焼き物、天ぷらにフライ、それから鯖寿司もよく出るんだとか。

上階の座敷席だったので、ちょっぴり残念でしが、和気藹々とした雰囲気を楽しむなら、1階席ですね。

金亀

蔵元さんの直営ということもあって、「金亀」銘柄の日本酒が、季節ものや限定を含めて揃っています。

それがまた、手頃な価格で提供されているとあれば、そりゃ、お客さんが多いのも納得で、おつまみとしては、海鮮を中心に旬のものが並び、その数ったら相当のもの。

読者さんから「タバコの煙が気になる」と指摘がありましたが、これは確かにそうですね。

宴会もできます

酒蔵直営+祇園で安く飲むことができるのだから、大賑わいは必至。

ひとり酒というお客さんを配慮してか、お料理は全体的に、少量で小皿に盛りつけられてあり、あれこれ注文できるのがいいところ(日替わりの一品は、手書きのメニューに)

3階には広間もありますから、宴会も可能ですよ。

賑わう店内で飲む、おいしい日本酒

受け皿に溢れるほど注がれ、グラスで220円〜というのだから、日本酒好きにはたまらないわけで、口から迎えにいく姿があちこちで見られます。

お料理は、その日のいいところをお造りで、それから天ぷらまたは唐揚げ、フライもの、そうだ、炙りものですね、塩っけが日本酒とよく合いますよ。

祇園の切り通しにあります

オープンが2009年12月で、あっという間に祇園でも人気の居酒屋さんとして知られるようになりました。

取り立てて安いといった感じはないのですが、酒の肴も楽しみと、お客さんの評判も上々の料理の数々ですので、おなかを空かしてぜひ。

そんなことを書いておきながら、平日でも夕方の早い時間帯から満席になったりもします。