国産ワインとつきだし@日本のワインとおかず たすく

京都市内で国産を扱う数少ないワインバーだけあって、週末ともなると常に満席という状態ながら、狭い店内は入れ替わり立ち替わりの大賑わい。女性の店主さんですから、女性おひとりでの来店もよく見かけます。

Address
京都市中京区富小路通四条上ル東側、四富会館1階
(地下鉄・四条もしくは烏丸、河原町駅から10分くらい、建物を入ってすぐ右側にあります)
Information

女性の店主さんによる国産ワイン専門のバー

建物の外観が、あの感じでしょ、だから入るのに躊躇するかと思いきや、意外にも女性の姿があるのは、たすくさんがあるからかも知れません。

お客さんも多くって、女性の店主さんですし、つきだしを目当てに、さっと飲んで席を立つといったことなら、関係ないですものね。

つきだし

「京都へ出向いた際、2軒目で行ってきました。あのつきだしがいいですね」と、またもや読者さんから届きました。

たすくさん宛てのメールは、本当に多いですね。

そのつきだしというのが、だいたい3種類くらいかな、それとパン1切れが盛り合わせてあって、ワインをグラスで2杯ほど飲むのに、ちょうどいいくらいの量なのです。

国産ワインを

メルマガで知って、行って来ましたというようなメールが届く、その回数が多いお店のひとつ、国産ワインの専門店たすくさん。

つきだしとして出される、お手製のおつまみを楽しみに、カウンター5席は入れ替わり立ち替わり、足繁く通うお客さんで賑わうのです。

つきだしを楽しみに

国産ワインの専門店であることのほかに、たすくさんといえば、つきだしですよね。ちょこっとといった感じではなく、盛り合わせにして出してくださいます。

これがおいしくて、楽しみにしているお客さんも多いと思いますし、何よりワインと合うような献立になっていて、女性に人気というのも納得の内容です。

グラスワインも10種類ほど

国産ワインというのは日頃、あまり目にしないものだから銘柄を覚えることができなくて、女性の店主さんに好みを伝えて出してもらうのですが、外国産ワインとは違った味わいがあるんですよね。

ワインについて、グラスで10種類ほど、赤はすっきりした味わい、白は酸味がやや感じられるような、熟成されたものより若いものを多めに揃えられているような気がします。

ワインと合う、おいしい料理

そして、ワインとともに出される“アテ”は、3種類ほどのおつまみ(冬場にはスープも)とパンという組み合わせが定番の、ちょこっとずつ盛られた手作りの料理が、これまたワインとよく合うのです。

街で逢いたい、ニッポンの酒。

関西の街の情報誌「Meets Regional」2013年8月号に、たすくさんが取り上げられていて、メルマガでも紹介しましたように、国産ワインを専門に扱っておられることが紹介してありました。

ボリュームたっぷりのつきだしを楽しみにされている方も多いはずだから、これも書いてほしかったなって思いましたね。


※2011.10.5記載「京都・四条烏丸のワインバー:たすくさんで国産ワインを

カウンターのみ、たった6席ほどだから、早い時間から席が埋まり、週末だと、ひっきりなしにお客さんが顔を出しては帰っていく。

ワインが看板なのはもちろんのこと、料理もあるので、おつまみもおいしいワインバーという感じでしょうか。

この手料理が凝っていて、必ず一工夫してあるし、そうかと思えば、焼いた甘鯛の開きがやたらおいしかったりも。

国産ワイン:農民ロッソなど、銘柄名にしてもラベルにしても、珍しいものが多く、味わいや香りについて、いろいろ訊いてみたらいいと思います。

料理:定番ものもありますが、日替わりっぽい感じになっていると思います。種類がかなりありますし、冬になるとポトフっぽいものなんかも加わって、ワインに合わせて出してもらってもいいですよね。

おつまみ:つきだしからして凝っているし、おつまみだけで飲むというのもあり。今までに食べたものだと、国産の生ハムとか赤ワインビネガーで漬けた野菜ピクルス、それに味噌漬けにした豆腐なんていうのもありました。ちょっと風変わりな天ぷらもおいしいですよ。

飲み、食べ、そして楽し

場所は、四条烏丸と四条河原町のほぼ真ん中あたり、たち吉本店さんがあったところ(どうやら、四条河原町のベネトンさんが移転してくるようです)を北へすぐ。四富会館の出入り口に木製の看板が置いてあります。

元気な女性店主さんの人柄に触れ、ファンになって常連さんになっていく、そんな感じがします。

年々レベルが上がっていくという国産ワイン

よほどワインに深く興味がないと国産の銘柄はあまり知らないと思いますから、お客さんとの会話が必然的に始まりますし、初めての来店でも何を注文すればいいか分からないなんてことにははらないはず。

友人によると、以前よりも増して満席になっていることが多いということですが、それもやはり女性店主さんの人柄によるものか、もちろん、国産ワインや手料理のおいしさも加わって。