パテ・ド・カンパーニュ@Brasserie Cafe ONZE ブラッスリーカフェ オンズ11

お料理そのものには派手さはなく、パテ・ド・カンパーニュなどの定番の料理が並んでいて、全体的に味付けは濃いめです。メインディッシュだと、カスレや鴨のコンフィあたりが人気のようです。

Address
京都市下京区木屋町通四条下ル東側
(阪急・河原町もしくは京阪・四条祇園駅から5分くらい)
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田舎風パテのフレンチマスタード

お得意先の打ち上げに呼んでもらったので、別件の仕事終わりに駆けつける。

すでに中盤といった感じでしたから、手取り早く追いつこうと、人参と胡桃のラペ、田舎風パテ、黒オリーブのタプナード付きのバケット。

メインに牛赤身肉のステーキとフリットを選んでみたら、塩胡椒だけで十分というくらいの、旨味ありありでしたよ。

パテのフレンチマスタードが、心なしか多めだったように思うのですが、普段はカウンターに座りますし、お話をしたこともあるので顔を覚えられているのかも(笑)

アルザス地方のお料理とお菓子とワイン

11周年イベントということで誘ってもらっていたけれど、向かってみたら、入れずに扉の前で待っているお客さんが見えて、

席が空くのはいつのことやらという状態でした。

そんなわけで、日を改めての食事会。

ワイン泥棒のタプナードとバゲット、キャロット・ラペ(胡桃入り人参サラダ)に、ほぼ肉といった感じの田舎風のパテ、オニオングラタンスープ。

それから、自家製ソーセージとアリゴ(付け合わせのマッシュポテト)

鴨モモ肉のコンフィや牛赤身肉のステーキも食べましたし、ここでも懲りずに「デザート全種類ください!」なんてことも(笑)

仔羊の香草焼き

遅れて参加して、「パクチー山盛りの鶏テリーヌとクスクスがいい味だった」と言うのでオーダーしたら、本日分すでに売り切れ。残念…

スタッフさんの「仔羊の香草焼きはどうですか?」という提案に乗ってみると、多少の匂いと歯ごたえはあるけれど、これは旨い。

みんなも食べたいと、それぞれ口に入れて、「赤ワインに合うね」などと言い合っている。

肉汁を吸い込んだじゃがいももたまらんし、やっぱり、揚げたものより、茹で上げかベイクドポテトがいいですね。

ああ、それから、玉葱のポタージュスープもおいしかった!

10周年

早いもので、1月に10周年を迎えられたとのこと。

おめでとうございます!

それにしても、相変わらずの賑わいぶり。

ちょっとだけのつもり(知人たちは、お祝いだからと、延々に飲んでいたらしい)が・・・肉々しいパテ・ド・カンパーニュと自家製ソーセージを食べたあと、クレームブリュレまで。

ひとり専用のプレートが用意されているんですが、常に誰かと連れ立っての来店なので、そもそも注文できない。

この日も見かけて、食べてみたいと、また思いました。

フォアグラエッグ

この勢いだと3号店もできるんじゃないかと感じるほどの、相変わらずの人気ぶり。

煮込み料理はビストロやブラッスリーの定番だし、オンズさんでもよく出ていたと思うけれど、フォアグラエッグの濃厚さに驚きつつ、これはやっぱりソースが決め手なんでしょうね。

お店のサイトができたのに、紹介するのを忘れておりました。

リヨン風クネル

友人がオーダーした「リヨン風クネル」はソースが濃厚で、それに、食べ飽きない程度の量というあたりもいいところ。

この夜は、仔羊にするか鴨にするか迷った末、ふと目に入った牛もも肉のステーキフリットに(笑)

粒マスタードをたっぷりつけて、とてもおいしかったです。

2号店(CANTINE AU DISCO カンティーヌ オー ディスコ)がオープン!

オンズさんは地下まで店舗を広げたにも関わらず、あのビストロ料理を求めて、週末なんて満席状態が続きますものね。

そして、一番のお気に入りは、パテ・ド・カンパーニュ

ブラッスリーカフェということになっているけれど、ビストロのメニューにあるものならほとんど揃っているといった感じの、本格的な料理が出てきます。

フレンチマスタードがたっぷり添えられた、ふたりでちょうどいいくらいのサイズで、これがおいしくて、パンを注文すると、大きめにカットされたバゲットとタプナードまで付いてくるものだから、ワインが止まらなくなります。

週末は満席に

ほかには、アリゴ(ジャガイモとチーズを練り合わせたもの)と自家製ソーセージもたまに食べるし、それにグラタン風の牛肉の煮込みやエスカルゴのフルゴーニュ風、鶏レバーのムースあたりがよく出ているように思います。

ピクルスやオリーブに生ビールとグラスワインといったような、ちょい飲みでも利用できる雰囲気ですから、近くにお立ち寄りの際はぜひ。(週末は満席の時間帯が長く続くことがあります)

ワインによく合う料理がメニューにずらり

それとオリーブのマリネが妙においしくて、これは白ワインに合うぞと思いつつ、炭酸水を飲んでいたわけですが(笑)

田舎風パテ(パテ・ド・カンパーニュ)も相変わらずのボリュームで、こちらは旨い!って感じで、おすすめの一品です。


※2008.12.17記載「おひとりさま用の一皿。四条木屋町ブラッスリーカフェ オンズ11

随分前にも紹介したことがあるのですが、今回、連れて行ってもらった先が、なんとブラッスリーカフェ「オンズ11」さんでした。

四条木屋町を南へ歩いていくと看板が見えてくるのですが、こちらのお店には裏口もあって、実はこっちの方が本物らしい。

裏通りの細い路地側にあって、カフェっぽいというか、この出入口といい、裏路地の雰囲気といい、気分が盛り上がる(笑)

マスターの人柄。

開業から2年ほど、久しぶりの来店となったわけですが、かなりの人気店、週末ともなれば立ち飲みまで出るんだとか。

席数がそれほどないので満席になることはあるにしても、あの料理の味、それとマスターの人柄によるところが大きいはずです。

一人で来店の女性も多いし、自家製のパテや煮込みなどの料理も、今や定番の人気メニュー。

ワインによく合って、いやはやおいしいです。

おひとりさま”専用の一皿

この夜、隣席には先に座っていた女性がいて、何やら前菜の盛り合わせ的なプレートが置かれている。

これ、なんと“おひとりさま”専用の一皿。

当然ですが、ひとりで来店しないとオーダーできず、だけど、これがなかなかおいしそうなんですよ。

ワインを飲みつつ食事するのにちょうどいい取り合わせだし、これを目当てに来店する人も、やっぱりいるのだとか。

そりゃそうだろうなぁ〜

しっかりした味わいと香りのワイン。

フランスの田舎料理の数々、見た目よりもずっと味に深みがあって、噛みしめるほどおいしい感じ。

揃えられているワインも、それらの料理にマッチするよう、しっかりした味わいと香りを持つものが多数あります。

楽しくて飲み過ぎる

ワインも選んでくれますし、グラスワインで楽しむも良し、マスターの人柄もあって、和気あいあいの雰囲気ですよ。

おいしくて、楽しいのはいいのですが、あの雰囲気だと、ちょっと飲み過ぎますね(笑)


※2007.7.18記載「ご陽気なマスター・山ちゃん。ブラッスリー・カフェ オンズ11

それにしても、毎度のことながら、お客さんが多いです。

オープンした頃、情報誌に一斉に掲載されたことがあったそうですが、それ以来、半年以上が経っているのに、その人気ぶりは衰えることもなく。

平日でも午後8時にはカウンターとテーブルが満席、20席くらいですが、その後も入れ替わりながら、お店は回っていきます。

マスター・山ちゃんの雰囲気なんですね、ご陽気な感じがいいんです。

京都でも実力派のビストロ出身であり、料理には定評あり、その上に山ちゃんの人柄との相乗効果で、若い女性に人気のお店に。

定番料理が中心で、アラカルトでオーダー可能です。香りを大切にしつつ、丁寧に調理されているのを感じます。

この前、初めて自家製サングリアを飲みましたが、初夏にぴったりのフルーティな美味しさ。最初の一杯にどうぞ。オススメです。

長居する人いっぱい

「オンズ11」は、その独特の雰囲気、空気感というんでしょうね、和やかに時間が過ぎていきます。

そして、山ちゃん、かなりの酒好き(笑)

閉店時間に近づくと、お酒の量が増えるにつれ、だんだん話が面白くなっていく。

共通するのは、みんな、おしゃべり好き。

長居する人、サングリア→ビール→ワインを飲み続ける人、しっかり食べて飲んで、最後にデザートとエスプレッソまで楽しむ人。

山ちゃんの人柄に、きっと引き寄せられるんだなぁ〜

木屋町通に面して出入り口がありますが、裏口から出ると、風情のある石畳で、こちらも楽しんでみて下さい。

裏口の方が雰囲気がいいっていうのも、何だか京都らしくってね(笑)

周辺情報:予約は数ヶ月前に@食堂おがわさん

前菜となる一品料理からお造り、焼き物、お鍋や蒸し物、揚げ物または天ぷら、それに棒寿司、土鍋で炊かれる白飯もしくは炊き込みご飯も何かしら用意されています。人気店ですから、予約は早めに。

京都市下京区西木屋町通四条下ル、2筋目の路地の中程
(木屋町通からだと、高瀬川の於石橋を渡ったところの路地にあります)

酒とワインの店matatabi(マタタビ)さん

ワインやシャンパンをはじめ、日本酒や蜂蜜酒ミードなど、“醸造酒”がメインのバー。堅苦しい雰囲気ではありませんし、お値段も手頃で、おつまみには燻製や発酵食品が多数あって、女性のお客さんが多い感じがしますね。

京都市下京区 船頭町225-3 2階部分
(食堂おがわさんやSAKE Cafe ハンナさんがある細い路地内にあります)